Greetingごあいさつ
一頭の馬が競走馬になるためには母馬の受胎からはじまり、出産・中期育成・後期育成そして、JRA美浦・栗東を経て競走馬として育っていきます。そのステージも大事ですが、特に後期育成が最も重要な位置付けにあると考えます。一歳の秋から始まる馴致、冬期間の基礎体力造りが、それぞれの馬の最大限の能力を引き出す源になると思います。
近年、競馬のサイクルが非常に早くなってきているなかで、二歳馬の早期デビューを目指し、実戦並みの調整へと移り変わってきました。現役馬のレース後の休養は、十分な馬体のケア、そして、次のレースに向けての調整へと移行し、冬の厳冬期も、調整コースは夏場とほぼ同じ様な状態を維持し、調教が途絶える事なく出来る様に努めています。また、北海道トレーニングセール・道営競馬認定厩舎として参加し、調教スタッフのレベル向上に努めています。
「強い馬づくり」を念頭に早期のデビュー。そして、その先々には世界へと羽ばたく様な競走馬づくりを目指して、従業員が一丸となって邁進しています。
田口トレーニングファーム 代表 田口 廣